室内あそび

雨の日の玩具館、紹介したい室内あそびがまだまだあります。

大きなシートの上で粘土あそびをしたり、フロアいっぱいの風船を夢中で追いかけたり、みんな雨の日も楽しく過ごしています。

その中でも子どもたちの一番人気は新聞紙あそび!細かく破いた大量の新聞紙を広いフロアいっぱいに広げます。遊び方は自由!

新聞紙のお山の中に体ごと隠れて、ばぁー!と出てきたり、腕輪やベルトを作って身につけたり、滑り台の上から滑らせたり、一ヶ所にせっせと集めたり。いろんな遊びがうまれます。

みんなでそれぞれ抱えた新聞紙を、天井にむかってせーのーでパーッ!たくさんの新聞紙がヒラヒラと舞い落ちてくるのがとってもキレイです。新聞紙ということを忘れる光景に思わずワァ!と声があがります。







この日は久しぶりの風船遊び。
フワフワ動く風船を追いかけてるだけで楽しそうです。


バスタオルに風船を集めて、ポーン!
もういっかい!もういっかい!
これだけのことですが子どもたちは大喜び!



玩具館での毎日の素朴な遊び。その中にあるキラキラとした瞬間に立ち会うと、小さな子どもたちの目にはどんな風にうつっているのかな?と思うことがあります。みんなで作ったこの風景、子どもたちの中にひっそりと残ってくれると嬉しいです。

(幼児グループ会員  大西 律子)











たっぷり、ゆっくり、おもいっきり。


「あーちゃん、今日は深い川行こう!」4歳の息子の元気な声が、玩具館のホールに響きます。

数日前に他のお母さんと、玩具館前の川を登って、橋をいくつもくぐり、沢登りのように探検して来たので、一緒に私と行きたいと、誘って来ました。何年も通った炭山なのに、川をずっと登って行ったことはありませんでした。

いつも遊ぶ川をどんどん登り、自分の背丈よりも高い水の流れる段差を、お母さん方に少し助けてもらいながら、
進んで行きます。

途中、川幅が狭くなって来たり、岩がゴロゴロして歩きにくかったり、茂みの草が伸びて、顔に当たるのが嫌な場所、そんな所も何のその、みんなの冒険心が足を前へ前へ送り出します。

ある場所で、息子が得意そうに私に

「魚が足食べるねんで〜。」

魚が足の皮膚を食べに寄ってくる!
みんなじーっと待つと、小さな魚たちが寄って来て、足をつんつん。
くすぐったい!すごい、大発見!



まだまだ、先に進みます。
小さい子達のお腹辺りまで、水につかる深い所も、お母さんたちの手を借りて、行きます。



少し行くと、紅葉の木陰の天然プールのような広い所にたどり着く。みんなで、泳いだり水を掛け合ったり…何だか気持ち良くなって来た私は、

よーし!
じゃっぶーん!




頭から、飛び込んだ…

何て気持ちいいの〜!

それを見て、他のお母さんも次々に飛び込む。

きゃーー。楽しい!

着替えのことは考えず、

たっぷり、ゆっくり、おもいっきり。

ここでは、子どもたちと自然の中でとことん向き合える時間が流れます。こんな風に過ごせる玩具館が好き。

今日も炭山に子どもたちの声が響きます。

(幼児グループ会員 あーちゃん)