遠足

山うさぎ幼児グループでは、年に2、3回遠足にいきます。先週は黄檗公園へ春の遠足にいってきました。

炭山から車で20分ほど。とても近い場所ですが、いつもとは違う1日の始まりに子どもたちはみんなワクワクうれしそう。



シロツメクサの坂では、大人も子どももドングリの気分でコロコロコロ!みんなが転がって遊ぶ姿を楽しそうに見ている子もいます。参加する子もしない子も、楽しい気持ちを共有しているのを感じます。



途中で不思議な光景に出会いました。その一帯だけボタン雪のような白いものが広がっています。近づいてみるとそれは綿毛でした。触るとフワフワ!



みんなで色々な木を眺めながら、この綿毛がどこから来たのあれこれ観察しましたが、高いところについているようで下からは見えず。あとで調べてみたところ、ポプラの木から飛んできていたようです。

風が吹くと綿毛がフワフワと舞います。みんな初めてみる光景でした。



ベンチの土台でしょうか?二本並んだ鉄棒の間に次々と子どもたちが入っていきます。いつの間にか子どもたちの考えた遊びが始まりました。遊びを先導するのは3歳児さん達。電車になったりバスになったりどんどん想像がふくらみます。1歳、2歳の小さい子たちはみんなの輪に入っているだけで楽しそう!自分達で考えて、みんなが参加できるごっこ遊び。この日一番よく遊んでいました。




夏のような日差しの日でしたが、木陰に入ると涼しい風がすーっと通ります。大きな木の下でみんなでお弁当を食べました。お弁当に入っていたブロッコリーを眺めながら「木みたい!」いつものお弁当も外で食べると格別です。

いつもと一緒も、今日だけの特別も、どちらも大好きな子どもたちです。



(幼児グループ会員   大西律子)












5月のお散歩



山うさぎ幼児グループでは、現在11組の親子とスタッフで活動をしています。その日常をできるだけ多く紹介できればと思っています。
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キラキラとしたお日様の中にも、ひんやりとした気持ちの良い風を感じられる5月の炭山。こどもたちとのお散歩で、春から夏へと季節が変わりつつあるのを日々感じます。

玩具館の畑で育てたいちご。とってすぐに畑で食べるいちごは自然な甘さで、こどもたちも『おいしい!』と大喜びでした。





お天気の良い日は、誰からともなく小川での水遊びが始まります。大胆にバシャバシャ入っていく子。虫やカニなど生き物探しに夢中な子。水がちょっと苦手で、みんなの遊ぶ姿を眺めて過ごす子。それぞれのペースで、それぞれの楽しみ方をしています。






杉木立へのお散歩。真夏でもひんやりとした空気に包まれています。鳥の声、川の音、土や植物の匂い。こどもたちは普段気づけない自然の気配を感じます。木漏れ日がきれいでみんな大好きな場所です。



杉木立への道のり、沢山の虫たちに出会います。こどもたちは発見の連続!




この日は1、2センチほどに小さく巻かれた葉っぱが道にいっぱい。中にはオトシブミという虫のたまごが一個だけ入っています。一個のたまごの為にこんなに丁寧な作業をするのかとみんなで感動しました。




虫が好きな子も、苦手な子も興味深々!

幼児グループのお散歩はこどもたちが興味をもったもの、楽しいと感じることを大切にしながら、毎日少しずつ変わります。こどもたちにいろいろな事を気づかせてもらいながら、親も子も楽しいひと時を過ごしています。                        (幼児グループ会員 大西律子)