パノラマ展望台

玩具館のみんながパノラマ展望台と呼んでいる場所があります。幼児グループで一緒に過ごしていたお友達が卒業することになり、最後の日にみんなでチャレンジすることになりました。

この日、朝の炭山の気温3度!山に入るとさらにひんやり…

最初はなだらかな坂道ですが、石を置いただけの川を渡ったり、ツルツルの橋を歩いたりと難所が次々とあらわれます。


だんだんと坂が急になり、登るにつれて風も強くなってきて真冬の寒さ!「もう少し、もう少し、がんばろー!」みんなで励ましあって歩きます。


山に入って約1時間。
急に広がる視界。

パノラマ展望台に着いたー!


すばらしい景色。宇治の町が一望できます。大阪のビル街まで見えました。とっても狭い展望台で、寒さも忘れ、子どもたちはオヤツのミカンと大人たちは熱々のコーヒーでカンパイ!


この日チャレンジしたのは2歳、3歳、4歳の子どもたち。みんな自分の足でここまでたどり着きました。

寒さと眠気と空腹がピークの2歳児さんたちは帰りは抱っこでしたが、3歳児さんは帰りも最後まで歩きました!4歳児さんは自分のことだけではなく、みんなのために渡る川に石を置きなおしたり、川の水で靴が濡れたって平気!たくましい!

みんな本当に頑張りました!抱っこしながら下山したお母さんたちも頑張りました

パノラマ展望台はいつも来られる場所ではないので、よけいに子どもたちの成長がよくわかる場所。みんなと一緒だから頑張れる。こんな体験、玩具館じゃないとなかなかできないなぁと実感します。泣いちゃった子、抱っこしてもらった子。次はどんな姿をみせてくれるのかな。

(幼児グループ会員  大西 律子)










紅葉谷の遠足


今日は、宇治白川の紅葉谷へ遠足に行ってきました!

昨日までの雨で足元が心配でしたが…
子ども達はそんなのお構い無し!元気いっぱいに、美しい宇治の秋を満喫しました。



歩き出して直ぐに…
子ども達はドングリや木の実
大人達は椎の実拾いに夢中!




椎の実、大量ゲットです!




普段のお散歩もそうですが、冬いちごやムカゴ、大人達が喜んで取っていると、子ども達もそんな大人達の姿を見て、いつの間にか食べられる木の実を覚えていきます。


白山神社のすぐ下でお弁当タイム。
少し早いお昼でしたが…みんなお腹ペコペコ!自然に囲まれて食べるお弁当は美味しい。



お弁当の後は白山神社へ。
重要文化財に指定されている歴史ある神社です。子ども達は何をお願いしたのかな?


短い時間でしたが、普段と違う景色の山歩き。自然の美しさにたくさんパワーをもらった散策でした!


幼児グループ 高島

秋のお月見会

毎年恒例の「秋のお月見会」。玩具館の会員の交流会です。
山うさぎ幼児グループと土曜グループの会員の参加が中心ですが、加古川市から、幼児グループの第1期生も参加。一泊二日で仲間との親睦を深めます。

一日目は、パノラマ展望台へのハイキング。

あいにくの雨模様で、幼児さんたちは途中の林まで。
さすが、小学生たちは雨の中でもパノラマ展望台まで行きました。
すごいパワーとエネルギー!

みんなでお弁当を食べて、午後は小学生はボートゲームの原型「十六ムサシ」と「古代すごろく」を作ります。




晩御飯のお手伝いをする子どもたち。

晩御飯はお鍋。

何が入ってるか分からない「闇雲鍋」も、毎年恒例です。

夜には、コカリナ奏者美恵子さんと、玩具館のお母さん達で結成した合唱団コーラス「GGG」とによるミニコンサート。


自分たちのお母さんがみんなの前で歌ったり演奏したりするので、子どもたちは恥ずかしそうに、しかし誇らしげに応援してくれました。


小学生女子も一生懸命コカリナを練習し、素晴らしい演奏を披露してくれました。


二日目は、思いっきり工作!
小学生は昨日の続きを仕上げます。

幼児さんは「起き上がり小法師」を作りました。



先生に教えてもらいながらも、全部自分で作り、最後には色とりどりの飾り付けを。個性が出ますねー。


あっという間の二日間。
普段はできないお泊まりはもちろん、ハイキングや工作やお手伝い。
子どもたちや大人にとっても、密度の濃い濃い時間でした。

幼児グループ会員 石田

まっかな秋



まっかだな   まっかだな
つたの葉っぱも  まっかだな
もみじの葉っぱも  まっかだな
沈む夕日に  てらされて
まっかなほっぺたの 君と僕
まっかな秋に かこまれている



朝のフロアにみんなの元気な声が響きます。まだまだ暖かいと思っていた炭山にも真っ赤な秋の訪れです。

いつもの散歩コースにある大きなもみじの木。いつの間にかこんなにキレイに紅葉していました。







子どもたちは吸い込まれるように木の下へ。



あるのは落ち葉ばかりなのに、子どもたちはその場所で長い時間遊んでいました。子どもってすごいなぁと感心する瞬間です。

炭山に寒い寒い冬が来るまえに、この風景と実りの秋を子どもたちと共にたっぷり味わおう。そんな風に思える穏やかな1日でした。

  





(幼児グループ会員  大西 律子)